2005年6月の読書暦
№31 ヒートアイランド 作者『垣根 涼介』 ★★★★ 466頁
魅力的な主人公で一気に読ませるストリートギャングの傑作ミステリー。石田 衣良のIWGPと作風が良く似ているが、孤高のヒーローではなく信頼するパートナーと組んでいるところが異なる。続編がすぐにでも欲しくなる作品で、またもやお気に入りのシリーズになりそうで嬉しい悲鳴。
№30 パワープレイ 作者『内藤 誼人』 ★★ 287頁
業務で交渉する際に役立つ即戦力なテクニック集。勝てればなんでもOKというための人のノウハウ本だがが、知らないと損するので読んでおいた方が絶対お得の心理学。
№28 午前三時のルースター 作者『垣根 涼介』 ★★★ 360頁
第17回サントリーミステリー大賞・読者賞のダブル受賞をした、期待以上の深みのあるミステリー。ドタバタ活劇よりも登場人物の心の動きに魅力を感じた。期待の持てる作家を、また発見してしまった!ミステリー好きには朗報。
№27 マレー鉄道の謎 作者『有栖川 有栖』 ★★★ 535頁
久しぶりの火村探偵の長編物。謎の設定やマレーという舞台が面白く、なかなか楽しめる作品となった。トリックそのものは簡単で驚くほどでもないが、なぜか日本推理作家協会賞を受賞している作品。他の火村探偵物と比べて、特にすごいというほどでもないと思ったが・・・
№26 リンゴオ・キッドの休日 作者『矢作 俊彦』 ★★★ 356頁
徹底して華麗な比喩を駆使したハードボイルド。こんな洒落た話し方ができる人間が存在するものか、とまで思わせるほどカッコ良すぎ。でもそこが素敵な作品。
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